リム径、リム幅とは?

リム径、リム幅とは、ホイールのタイヤをはめ込む部分の直径と幅をいいます。それぞれインチ単位で表し、ホイールのリム径とタイヤのサイズが一致しないと使用することは出来ません。リム幅については、タイヤサイズ毎に許容の範囲が設定されていますので、その範囲内のリム幅のホイールであれば使用することが出来ます。

ホイールのリム幅表示とフランジ形状

ホイールのリム幅は、「4.00B」や「7J」と表示され、どちらも単位は、インチで表示されていますが、数値の直後のアルファベットは、リムフランジの形状の違いを表しています。使用される記号は、B、J、JJなどが自動車では一般的に使われていて、記号によって下記の表のようにフランジの厚みや高さが異なります。厚みや高さが大きくなるほどタイヤが外れ難く、はめ難いということになります。

フランジ記号 フランジの厚み フランジ高さ
B 14.0mm 10.0mm
J 17.5mm 13.0mm
JJ 18.0mm 13.0mm

リム幅とタイヤ幅の関係

タイヤの幅に対してホイールのリム幅は、おおよその範囲で指定されていますが、その範囲内であれば、何種類かのリム幅のホイールが使用可能です。但し、リム幅によって装着するタイヤの総幅に差異が生じます。一般的に、タイヤメーカーが推奨するそのタイヤの標準リム幅よりも0.5インチ広いリム幅のホイールを使用した場合、扁平率50%以上のタイヤで、総幅が約5mm、広くなり、扁平率45%以下のタイヤで総幅が約6mm広くなります。

ノーマルリムとリバースリム

「ノーマルリム」、「リバースリム」とは、ホイールにタイヤを組み込む際に、どちら側から組み込むかを表す言葉で、ノーマルリムの場合は、タイヤの脱着は、ホイールのアウター側から行い、リバースリムの場合は、タイヤの脱着をインナー側から行います。



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